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①今日のラッパー【ニプシー・ハッスル】って誰?

 

 

【ニプシー・ハッスルって誰?】

 

本日はアメリカのロサンゼルス出身のラッパー、活動家、起業家である

ニプシー・ハッスルについて紹介したいと思います。

 

何故今このタイミングで彼を紹介するかというと、

実は一年前の昨日2019年3月31日に何者かによって彼は暗殺されてしまったのです。

SNS上では彼の一周忌を祈る投稿であふれていました。

 

まずは僕のニプシーのおすすめ曲をどうぞ。

 

 

Hussle and Motivate - Nipsey Hussle (Official Video)

 

 

 

 

DJ Khaled - Higher ft. Nipsey Hussle, John Legend

 

 

 

なぜ彼は暗殺されてしまったのか。

理由は簡単です。

彼は成功者の大金持ち。

もちろん地元では彼を妬むもの、金品を狙うもの、多くの人が彼を狙います。

 

元々、彼はロサンゼルスのギャング、クリップスの出身。

敵対する勢力や彼を狙うものは多く居たのでしょう。

 

実はニプシーは殺害される30分前に

 

 「強力な敵を持つことは恵まれたことだ。」

と意味深なツイートを残していました。

 

しかし、

何故ニプシーの死が多くの人を動かし、話題となっているのでしょうか。

 

ニプシーは彼の地元である

南ロサンゼルスのクレンシャーではヒーローとして崇めらていました。

 

通常ラッパーやアーティストはレーベルやレコード会社と契約を行い

音楽や芸能活動の収益を得るのですが、

彼は自身の音楽レーベルを立ち上げ自身の音楽を自身で管理していたのです。

 

つまり

 

レーベルを経由せずに自身を管理するアーティストのロールモデル的な存在だったのです。

 

近年この様なスタイルは多くのアーティストの憧れとなっております。

 

他にも

 

生前には音楽のアカデミー賞的存在のグラミー賞にノミネートされ、

死後二つのグラミー賞を受賞したのです。

 

音楽的活動のみならず、社会的活動も彼は多く行なっていました。

ギャングのエリアで育った彼は、殺人や犯罪、教育もまともに受けられない実情を目の当たりにしていました。

 

そんな地元の環境を変えたいという思いから

教育施設や奨学金制度、支援活動など多くのことを行なっていました。

多くの子供や大人、ホームレスまで彼の恩恵を受けていました。

 

しかし

 

皮肉にも彼は地元で展開している自身のThe marathon clothingsというアパレルショップの前で射殺されてしまったのです。

セキュリティが目を離したほんの数秒の出来事だったそうです。

 

彼の追悼を意味する

The marathon continues(TMC)

とは2011年にリリースされた彼のアルバム題名で

ラソンは続く

(死んでもなおニプシーの栄光、活動、歴史は続く)

ということを意味しています。

 

またニプシー関連の言葉ですと、

Victory lap

という言葉も彼の追悼を表す際に用いる言葉ですが、

彼のアルバムの題名で

栄光の後の走り

(成功してもなお走り続ける)

という意味です。

ここで用いられているLapとは陸上競技で言う

ラップタイムなどで用いるラップのことです。

 

ニプシーは人生をマラソンに例え、

常に走り続けることを発信していたのです。

 

以上

ニプシー・ハッスルについてでした。

 

他にも何か質問がある方はコメント欄までどうぞ^^

 

※上記の情報は個人的見解やリサーチに基づいております。不明な点やおかしい点は是非教えていただけると嬉しいです^^

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!